はじめに
前回まで、
- Cursorにピンボールを作らせてみた
- ClaudeでPRDを作って再挑戦した
という流れで検証をしていました。
結果としては、
「一応動くけど、ゲームとして遊ぶには厳しい」
という状態でした。
そこで今回は少し方向性を変えて、
テトリスを作ってください
とCursorに依頼してみました。
正直、
「ゲーム開発はまだ厳しいかな?」
と思っていたのですが、今回は予想以上に良い結果になりました。
今回の依頼内容
今回Cursorに入力した内容はかなりシンプルです。
テトリスを作ってください。
HTMLファイル単体で動作するようにしてください。
ブラウザで開ければ遊べるようにしてください。
今回も細かい仕様書やPRDは作成していません。
いわゆる、
vibe coding
スタイルです。
開発結果
まず結論から言うと、
かなり良くできていました。
スクリーンショット

実際に動かしてみると、
- ブロックの落下
- 左右移動
- 回転
- ライン消去
- ゲームオーバー判定
など、
テトリスとして必要な基本機能がしっかり実装されていました。
前回のピンボールとの違い
前回のピンボールは、
- ボールがまともに打てない
- フリッパーで弾けない
- 発射直後に落下する
- ボールがなくなると次のボールが出ない
など、
ゲームとして成立するところまで到達できませんでした。
一方で今回のテトリスは、
「ちゃんと遊べる」
というレベルまで完成しています。
これはかなり大きな違いでした。
実際に遊んでみた感想
普通に遊べます。
むしろ、
「これ本当に数分で作ったの?」
というレベルでした。
もちろん、
商用ゲームのような完成度ではありません。
しかし、
- 試作品
- 学習用
- 個人開発
という観点で考えると十分です。
Cursorが生成したコードをほぼそのまま利用しても、
テトリスとして成立していました。
なぜ今回はうまくいったのか
個人的には、
ゲームの構造の違いが大きいと感じました。
ピンボール
ピンボールは
- 物理演算
- 当たり判定
- ボールの挙動
などが複雑です。
少し計算を間違えるだけでゲームとして成立しなくなります。
テトリス
一方テトリスは
- グリッド管理
- ブロック配置
- ライン消去
が中心です。
ロジックはありますが、
物理演算ほど複雑ではありません。
そのためAIでも比較的安定して実装できたのではないかと思います。
AI開発初心者にもおすすめ
今回改めて感じたのは、
AIで開発する場合は
作る題材選び
も重要だということです。
同じゲームでも、
- ピンボール
- レースゲーム
- アクションゲーム
のようなリアルタイム物理演算系は難しい。
一方で、
- テトリス
- オセロ
- 四目並べ
- 神経衰弱
のようなルールベースのゲームは成功しやすそうです。
GitHub Release
今回作成したテトリスはGitHubで公開しています。
experimental release
今回の検証結果をまとめると、
ピンボール
❌ 動くけどゲームとして厳しい
テトリス
⭕ 普通に遊べるレベル
という結果でした。
AI開発を始めたばかりだと、
どうしても派手なものを作りたくなります。
しかし実際には、
題材によって成功率がかなり変わります。
今回のテトリスは、
Cursorの実力を感じられる良い検証になりました。


