Claudeに要件定義を書かせて、Cursorでポモドーロ・タイマーを作ってみた

Claudeに要件定義書を書かせて、Cursorでポモドーロ・タイマーを開発した experimental アプリの記事用アイキャッチ画像。Claude→Cursor→Windows exe の開発フローと、実務向けで安定感のあるAI開発スタイルを表現したダーク系ネオンデザイン。 Cursor開発

🧪 Cursor開発3パターン比較シリーズ

この記事は「Cursor開発3パターン比較」検証シリーズの1本です。

同じポモドーロ・タイマーをテーマに、

Cursorへ直接依頼する方法
ChatGPTで要件定義してから開発する方法
・Claudeで要件定義してから開発する方法

を比較しています。

▶ 比較記事はこちら

今回は、
Claudeに要件定義書を作成してもらい、
その内容をCursorへ投入して、
ポモドーロ・タイマーを開発してみました。

最近は AI を使った爆速開発をいろいろ試していますが、
今回は、

AIごとの要件定義の違い

で、
完成物がどれくらい変わるのかを検証しています。


今回作ったもの

今回作成したのは、
ポモドーロ・テクニック実践用のタイマーです。

  • 集中時間
  • 休憩時間
  • Start / Pause / Reset
  • ダークUI
  • 円形タイマー表示

などを備えた、
Windows向けの exe アプリとして開発しています。

方向性としては、

「AI同士を連携させて開発する」

という、
かなり experimental な検証です。

また今回かなり印象的だったのが、

Claudeの要件定義は、
かなり綺麗だった

ことでした。


Claudeの要件定義はかなり完成度が高かった

今回、
Claudeへ要件定義書の作成を依頼したところ、

  • 構造化
  • UI整理
  • build構成
  • 実装観点

などがかなり整理されていました。

正直、
今回の3パターンの中では、

要件定義書そのものは、
Claude版が一番期待値が高かった

です。

かなり:

「完成度の高いものができそう」

感がありました。


ただ、実際の開発ではかなり苦戦した

ところが、
実際にCursorへ投入してみると、
かなり苦戦しました。

特に:

  • build失敗
  • exe生成失敗
  • 一部正常動作しない
  • バグあり

などが発生。

(ここにClaude版アプリスクショを貼り付け)

特に最後の exe 化でかなりハマり、

Cursorへ何度も追加改修を依頼

することになりました。

これはかなり意外でした。


一番期待していた分、ギャップが大きかった

今回かなりおもしろかったのは、

要件定義の綺麗さ
≠
完成物の安定性

だったことです。

Claude版は、
設計としてはかなり綺麗でした。

ただ実際には:

  • UI崩れ
  • 状態管理の不安定さ
  • build不安定

などが発生。

今回の比較では、
最終的な安定性としては、
一番苦戦したパターンになりました。


Cursorは、意外と“余白”がある方が強いのかもしれない

今回かなり感じたのは、

細かく設計しすぎると、
逆にCursor側の自由度が減る

可能性がありそう、
という点です。

自然言語版は、
かなり雑な指示でしたが、

  • UI補完
  • 状態管理
  • build構成

などを、
かなり自然に補完していました。

一方で、
Claude版は設計がかなり細かかった分、

Cursor側の補完余地が少なかった

のかもしれません。


開発中に起きたこと

ただし、
かなり experimental です。

今回も AI 開発っぽい事故が発生しました。

例えば:

  • exe生成失敗
  • buildループ
  • 状態不整合
  • UI崩れ

など。

特に:

exe 化でかなり沼った

のは、
今回かなり印象的でした。

Cursorへ何度も追加修正を依頼し、
ようやく完成まで持っていった形です。


GitHub Release

今回の experimental release は GitHub に置いています。

▼ EXEダウンロード(GitHub Release)

Release v0.1 experimental release ?? scrap-apps/pomodoro-timer-powered-by-claude
Experimental pomodoro timer tool built with Cursor powered by requirement definition created by Claude. – Release v0.1 e…

※ prototype 品質のため、自己責任でお願いします。


今後やりたいこと

次回以降は、

  • build安定性比較
  • 修正回数比較
  • AIごとの設計思想比較
  • vibe coding比較

なども整理してみたいです。

また、
今回比較した:

  • Cursor直接依頼版
  • ChatGPT要件定義版

についても、
別記事で整理して公開していますので、よければそちらもご覧ください。


まとめ

今回の学びは、

要件定義が綺麗でも、
必ずしも完成物が一番良くなるわけではない

でした。

むしろ、

Cursor側にある程度考えさせた方が、
結果が良いケースもありそう

です。

とはいえ、

まず動かす
まず出す

を優先して、
引き続き experimental なツールを量産していこうと思います。

関連記事

今回はClaudeに要件定義を作成させてからCursorへ渡しました。

同じテーマで、他のアプローチも検証しています。

Cursorへ直接依頼した場合

Cursorに「ポモドーロ・タイマーを作って」と直接頼んでみた
Cursorに自然言語だけで「ポモドーロ・タイマーを作って」と直接依頼してアプリ開発を検証。要件定義なしでも高完成度のWindows exeアプリが生成され、AIへの指示方法の違いを考えさせられる experimental release の開発ログです。

ChatGPTで要件定義した場合

ChatGPTに要件定義書を書かせて、Cursorでポモドーロ・タイマーを作ってみた
🧪 Cursor開発3パターン比較シリーズこの記事は「Cursor開発3パターン比較」検証シリーズの1本です。同じポモドーロ・タイマーをテーマに、・Cursorへ直接依頼する方法・ChatGPTで要件定義してから開発する方法・Claudeで…

3パターン比較はこちら

Cursor開発 3パターンの指示を比較してみた
Cursorに自然言語だけで「ポモドーロ・タイマーを作って」と直接依頼してアプリ開発を検証。ChatGPT要件定義版やClaude要件定義版とも比較した結果、意外にも自然言語版が最も安定して動作した experimental release の開発ログです。